こんにちは、あとかです♪
このブログは予約投稿で朝、更新しているのに、いつも挨拶が「こんにちは」ですね。
M-1グランプリ2021で優勝した錦鯉の掴みネタを観ていて思いました。
錦鯉の長谷川さん(スキンヘッドの声が大きい方)は、僕より年上ですが、同世代と言って良い年齢です。
その良い年のおじさんが、優勝して号泣していました。
審査をしていたサンドウィッチマンの富澤さんやナイツの塙さんがもらい泣きするほどでした。
かく言う自分も、しっかりもらっています。
「歳をとると涙脆くなる」
そう聞いていましたが、本当にその通りですね。
子供が健気に頑張っている姿が本当にダメで、目頭がすぐにジワッときます。
先日、スーパーで小さい子が目に涙をいっぱい溜めながら、「今日は買わない日……」と言いながら、じっと我慢しながらお菓子の棚を見つめている姿を見かけて、思わず泣いてしまいそうになりました。
映画や小説で悲しい話でも、ある程度は覚悟しています。
こんな感じで街中で起こる「もらい泣き」は、「もらい事故」みたいなものです。
この時期特有「もらい事故」もあります。
あるクリスマスソングが僕の涙腺に直撃するのです。
歌詞にあるような経験や事実があったわけではないのですが、どうも自分の中の何かに触れるようで、フルコーラス聴くと、最後のところで確実に涙目になります。
迂闊に喋ると涙声になる程です。
その曲は「チキンライス」というタイトルです。
ご存知の方、聞いたことがある方も多いと思います。
芸人のダウンタウンの浜田雅功さんが歌唱で、作詞は相方の松本人志さん。
作曲は槇原敬之さんです。
この曲は好きなので、過去にカラオケで歌ってみたのですが、最後はもう自分で歌いながら泣いてしまいます。
今、試しにYoutubeで視聴して、もう泣いています。
多分、歌詞でやられています。
昔、貧乏だったという松本さんの子供時代に実体験を基に歌詞を書いたそうです。
歌詞の大体の要約です。
外食に連れて行ってもらった時、いつも俺は「親に気を遣って」チキンライスを頼みます。
何故なら、高いものを頼めば、2度と連れてきてもらえない気がするから。
親に気を遣う、そんな気持ちは現代の子供達には理解できるのでしょうか?
貧乏だったけれど、そのへこんだ分は笑いで満たしていました。
大人になった今、俺は好きなものをなんだって注文できます。
クリスマスムードで賑やかな街で、親の顔色を気にしてチキンライスを注文しなくても良いのです。
でも、思い出すのは(ケチャップの)酸っぱい湯気の向こうの家族の笑顔です。
今なら、でっかいクリスマスケーキを頼めます。
高級ホテルでパーティを開くこともできます。
七面鳥を注文することだってできます。
そして、実際にその七面鳥の大きさを、初めて見て思うのです。
やっぱり俺はチキンライスがいいや。
僕の涙を誘ってくるのは、この曲の「健気な子供」とノスタルジーだと思います。
皆さんが涙腺に直撃するのはどんなことですか?
今回は、この辺で。
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※アイキャッチ画像はSai. (id:sai_kurashi)さんの「イラストAC」提供イラストです。