あとかの雑日記。

日々の出来事や思いついたことを、手頃な長さの文章で書いていきます。

バイスタンダー効果。

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こんにちは、あとかです♪

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、実際にあった事件の話です。

 

昔、深夜の路上で、女性が襲われるという事件が起きました。

その女性の叫び声や助けを呼ぶ声は通り中に響いていて、周囲の建物の中にいた何十人もの人が聞いたそうです。

ただ、その内、ただの一人も警察に通報せず、結果、その女性は痛ましい殺人事件の被害者となってしまいました。

 

その何十人もの目撃者(声を聞いただけの人も含む)は、何故誰も通報しなかったのでしょうか?

 

「答え: ハリウッドの映画スタジオだったから。」

とかの「論理クイズ」ではありません。

 

それだけ明らかな事件性のある声が聞こえたので、目撃者たちは「きっと誰かが通報しているだろう」と思い込んだと言うのです。

全員が。

 

他にも、「関わりたくない」という真理や、警察に「もう聞いた」と邪険にされるのを恐れる気持ちも幾分かはあったようです。

 

それを、「バイスタンダー効果(”bystander effect”)」と言うそうです。

「バイスタンダー」とは日本語で言えば「傍観者」のことです。

 

恐ろしい話ですが、誰にだって考えられます。

 

昼間、小さい子供が泣きながら「いやだー!」と叫んでいて、お父さん風の男性に抱えられて無理矢理連れて行かれて、車に乗せられそうです。

 

その状況だけを見て、その男性に、声をかけられますか?

 

私は、時々そんなことを考えて怖くなります。

きっと、グズって機嫌の悪い子供をお父さんが抱っこしているだけ、のはずです。

 

でも「もしかしたら?」というアンテナは立てておかないと、とも思ったりします。

小さいお子さんがいるご家庭は、特に心配ですよね。😥

 

今回は、この辺で。

それでは、またお越しください!

 

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※ヘッダー画像はSai. (id:sai_kurashi)さんの「イラストAC」提供イラストです。

 

「バイスタンダー」繋がりで。この歌好きです。↓


YUKI 『さよならバイスタンダー』