あとかの雑日記。

日々の出来事や思いついたことを、手頃な長さの文章で書いていきます。

中辛レビュー/映画「殺人の告白」

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こんにちは、あとかです♪

Amazonプライムビデオで映画を観ました。

今回も、辛口までは行きませんが、「中辛」くらいの匙加減でレビューをしたいと思います。

 

そして、星7つを最高点として、おすすめ度を紹介してみます。

さて、今回の映画はどうだったのでしょうか?

「殺人の告白」

 

今回は、韓国映画です。

本作は、藤原竜也主演で、「22年目の告白 -私が殺人犯です-」というタイトルで日本でリメイクされています。

 

以前から、韓国映画はかなりレベルが高いと思っています。

ただ、私の観た作品が偏っているせいか、とても暗い話で、最終的に救いがないものが多い印象です。

「グエムル」とか「オールドボーイ」とか、「殺人の追憶」なんかも観終わった後も、すぐには立ち直れない感じです。

その分、強く印象には残っています。

 

この「殺人の告白」は、犯罪ミステリーやサスペンスのジャンルです。

 

10人もの連続殺人を犯したシリアルキラーが、時効が成立した日に「私が犯人だ」と名乗りでます。

美しい顔をしたその殺人鬼は、告白本を出版し、ベストセラーとなり、瞬く間に世間に持ち上げられていきます。

一方で、その殺人鬼をギリギリのところで取り逃し、個人的にも恨みを持つ刑事が、被害者家族の後押しを受けつつ、その告白本に書かれていない別の事件について捜査を始めます。

その事件だけは時効が成立していない可能性があり、逮捕できるかも知れないのです。

けれども、なかなか尻尾を掴むことができません。

その上、別に「私が真犯人だ」と名乗り出る人物まで現れ、事件は意外な展開を見せるのです。

 

告白本を出版してから、当然批判的な声もありながら、熱狂的なファンがついてきたり、マスコミがヒーロー的に持ち上げたりするシーンがリアルだと感じました。

連続殺人鬼の「見た目」がシュッとしたイケメンというのが、ポイントだと思います。

 

日本でも「グリコ・森永事件」はすでに時効が成立していますが、その犯人と目される「キツネ目の男」が今、名乗り出てきたら、恐らく同じように取り上げられると想像できます。

ましてや映像に映えるルックスなら尚更です。

 

目の前に現れた連続殺人鬼と刑事の間の緊迫感や、「時効」というやるせなさもありつつ、しっかりと張った伏線と、どんでん返しが心地よい作品です。

 

楽しく笑える映画ではありませんが、スリルとサスペンスは大満足です。

 

カーチェイスやアクションシーンも意外と迫力があり、若干過剰演出なところもありますが、TVドラマでなく「映画」として観る価値のある作品です。

 

これまで観た韓国映画の中では「救いのなさ」は若干薄いです。

(「無い」とは言えません。😅)

 

 

おすすめ度(最高7つ星)

★★★★★★☆ 星6つ 

 

この作品はオススメです。

そもそもミステリーやサスペンスが好きなので、好みに合っているだけですが、それ以上によくできていると思います。

日本でもリメイクされていますが、そっちもまあまあ面白いのですが、星は5つです。

「救いのなさ」が足りません。。。

 

今回は、この辺で。

それでは、またお越しください!

 

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