こんにちは、あとかです♪
Amazonプライムビデオで映画を観ました。
今回も、辛口までは行きませんが、「中辛」くらいの匙加減でレビューをしたいと思います。
そして、星7つを最高点として、おすすめ度を紹介してみます。
さて、今回の映画はどうだったのでしょうか?
「ジャンパー」
今回は、SFアクション映画の「ジャンパー」です。
冴えない高校生デヴィッドは、真冬の凍った川に落ちたことで、超能力が発現します。
その能力とは「瞬間移動」です。
空間から空間へ「ジャンプ」することができるというその能力は、あらゆる距離を無くすことになります。
そのような、偶然にも超能力を持った少年が世界を救う、そんな話ではありません。
むしろ、普通に悪用します。
まず彼が最初にやったことは、銀行の金庫にジャンプして大金を盗み出すことでした。
そして、アルコール中毒の父親の元を離れ、独力で生活するようになります。
そうやって10年経って、彼が大人になってからもそういった行為は変わりません。
悠々自適な生活を送っています。
ロンドンに気まぐれに飲みに行ったり、スフィンクスの頭の上で日光浴したり、完全に私利私欲のために「ジャンプ」能力を発揮します。
途中、彼の自宅の大画面TVで、大洪水に見舞われた外国のニュースが流れます。
横たわったバスの車体の上に取り残され、今にも濁流に飲み込まれそうな人々の映像やニュースのナレーションが聞こえてきます。
それを観ていた主人公がソファ立ち上がるので、「これは助けに行くのかな?」と思わせておいて……、
やっぱり彼は他人のためには何もしません。
彼の能力は、自分が実際に行ったことがある場所だけでなく、写真や映像を通じて見えている場所にも飛ぶことができます。
そして、感情や気分によっても、その能力の発動には左右されるという欠点もあります。
さらに、彼らのような超能力者を抹殺しようとする組織も登場します。
特に正義というわけでは無く、かつては魔女狩りや宗教裁判を牽引し、超能力者の殺戮を繰り返している団体でした。
ここまで、全く善人が出てきません。
これ以降も、それほど出てきません。
「ジャンプ」の映像がとても心地よく、アクションシーンやテンポはものすごく良いです。
ただ、主人公を含むほとんどの登場人物に、僕は感情移入はできませんでした。
勧善懲悪ではなく、そんなもんだと思って観れば楽しくみられると思います。
映像自体は観るに値する斬新さとスピード感です。
おすすめ度(最高7つ星)
★★★★☆☆☆ 星4つ
主人公がジャンプする過程で、日本にも訪れます。
洋画ではよくある、力士が畳敷のカフェに座っているみたいな、無茶苦茶な日本観のセット撮影ではありません。
ちゃんと日本ロケを敢行していますし、字幕版でも聞こえてくる日本語の声はまともです。
それはちょっと楽しいです。
ただ、日本でも超能力を悪用して、普通に車を盗みます。
今回は、この辺で。
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