あとかの雑日記。

日々の出来事や思いついたことを、手頃な長さの文章で書いていきます。

中辛レビュー/映画「ジャンパー」

f:id:c089818:20210413221604p:plain

こんにちは、あとかです♪

Amazonプライムビデオで映画を観ました。

今回も、辛口までは行きませんが、「中辛」くらいの匙加減でレビューをしたいと思います。

 

そして、星7つを最高点として、おすすめ度を紹介してみます。

さて、今回の映画はどうだったのでしょうか?

「ジャンパー」

今回は、SFアクション映画の「ジャンパー」です。

 

冴えない高校生デヴィッドは、真冬の凍った川に落ちたことで、超能力が発現します。

その能力とは「瞬間移動」です。

空間から空間へ「ジャンプ」することができるというその能力は、あらゆる距離を無くすことになります。

 

そのような、偶然にも超能力を持った少年が世界を救う、そんな話ではありません。

むしろ、普通に悪用します。

 

まず彼が最初にやったことは、銀行の金庫にジャンプして大金を盗み出すことでした。

 

そして、アルコール中毒の父親の元を離れ、独力で生活するようになります。

 

そうやって10年経って、彼が大人になってからもそういった行為は変わりません。

悠々自適な生活を送っています。

ロンドンに気まぐれに飲みに行ったり、スフィンクスの頭の上で日光浴したり、完全に私利私欲のために「ジャンプ」能力を発揮します。

 

途中、彼の自宅の大画面TVで、大洪水に見舞われた外国のニュースが流れます。

横たわったバスの車体の上に取り残され、今にも濁流に飲み込まれそうな人々の映像やニュースのナレーションが聞こえてきます。

 

それを観ていた主人公がソファ立ち上がるので、「これは助けに行くのかな?」と思わせておいて……、

やっぱり彼は他人のためには何もしません。

 

彼の能力は、自分が実際に行ったことがある場所だけでなく、写真や映像を通じて見えている場所にも飛ぶことができます。

そして、感情や気分によっても、その能力の発動には左右されるという欠点もあります。

 

さらに、彼らのような超能力者を抹殺しようとする組織も登場します。

特に正義というわけでは無く、かつては魔女狩りや宗教裁判を牽引し、超能力者の殺戮を繰り返している団体でした。

 

ここまで、全く善人が出てきません。

これ以降も、それほど出てきません。

 

「ジャンプ」の映像がとても心地よく、アクションシーンやテンポはものすごく良いです。

ただ、主人公を含むほとんどの登場人物に、僕は感情移入はできませんでした。

勧善懲悪ではなく、そんなもんだと思って観れば楽しくみられると思います。

 

映像自体は観るに値する斬新さとスピード感です。

 

おすすめ度(最高7つ星)

★★★★☆☆☆ 星4つ 

 

主人公がジャンプする過程で、日本にも訪れます。

洋画ではよくある、力士が畳敷のカフェに座っているみたいな、無茶苦茶な日本観のセット撮影ではありません。

ちゃんと日本ロケを敢行していますし、字幕版でも聞こえてくる日本語の声はまともです。

それはちょっと楽しいです。

 

ただ、日本でも超能力を悪用して、普通に車を盗みます。

 

今回は、この辺で。

それでは、またお越しください!

 

気が向いた方は、読者登録をおねがいします!