あとかの雑日記。

日々の出来事や思いついたことを、手頃な長さの文章で書いていきます。

中辛レビュー/映画「新幹線大爆破」

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こんにちは、あとかです♪

今回は、Huluで映画を観ました。

今回も、辛口までは行きませんが、「中辛」くらいの匙加減でレビューをしたいと思います。

 

そして、星7つを最高点として、おすすめ度を紹介してみます。

さて、今回の映画はどうだったのでしょうか?

「新幹線大爆破」

この映画、昔(多分テレビで)観た記憶があって、Huluでサムネを見かけて懐かしくなって改めて視聴しました。

ハリウッドで「タワーリング・インフェルノ」などのパニック映画が流行った後に作られた映画だと思います。

タイトルのまんま、新幹線が爆破される話です。

 


www.youtube.com

 

あらすじ

東京〜博多間が全線開通したばかりの新幹線。

国鉄に「新幹線ひかり109号に爆弾を仕掛けた」という脅迫電話が入ります。

新幹線に犯行予告などのトラブルがあれば、通常であれば速やかに停車し、安全確認をしてから再出発していました。

けれども、この爆弾はそういうわけにはいきませんでした。

何しろ、この爆弾は新幹線の走行速度が時速80kmを下回れば、爆発する仕組みだったからです。

実際に犯人は、乗客のいない貨物列車を同じように爆発させ、その仕掛けを証明して見せました。

停まれない新幹線の中で騒ぎ始める乗客たち、その乗客1500人の安全を確保したい国鉄、そして脅迫犯人を捕らえたい警察組織、それぞれの思惑がパニックをさらに加速していきます。

速度を80km以上で走行し続けていても、タイムリミットは博多駅に到着するまでです。

果たして犯人の動機や真実は?

新幹線は無事に停ることができるのでしょうか?

 

あらすじを読んでキアヌ・リーブス主演の「スピード?」と思った方、その通りです。

この80kmを下回ると爆発するというアイデア自体は、両作品とも黒澤明監督が以前原案を書いたものが元になっているそうです。

すごいですね。

黒澤明。

今度ちゃんと映画も観てみようと思います。

 

この作品は1975年封切りです。

僕も辛うじて生まれていました。

そして、新幹線の東京〜博多間が全線開通したのも、この年みたいです。

犯人役は高倉健、国鉄の司令長に宇津井健、そのほか数多くの映画スターが登場しています。

かなり気合の入った大作映画だったのだと思います。

 

ただ、映像ではおかしな点が結構あります。

新幹線や駅の映像がバンバン登場しますが、調べてみると、なんと国鉄非公認だったそうです。

そのため、線路外からの隠し撮りや駅構内でのゲリラ撮影を敢行して、完成しています。

 

かなり面白い映画です。

キャストが高倉健なだけに、ちょっと犯人側に肩入れし過ぎかとは思いますが、スリルやサスペンスはとても練り込まれていて、かなりハラハラします。

 

おすすめ度(最高7つ星)

★★★★★★☆ 星6 

 

最高の7つ星も迷ったほどです。

ストーリーのためとは言え、警察がドジで無能過ぎるのはちょっとイライラします。

Amazonプライムでは今は配信されていませんが、機会があればぜひ観て欲しいです。

 

今回は、この辺で。

それでは、またお越しください!

 

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