こんにちは、あとかです♪
Amazonプライムビデオで映画を観ました。
今回も、辛口までは行きませんが、「中辛」くらいの匙加減でレビューをしたいと思います。
そして、星7つを最高点として、おすすめ度を紹介してみます。
さて、今回の映画はどうだったのでしょうか?
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
もちろん全員ではありませんが、過去の「天才」達は、ある種の精神疾患を抱えていることが多いようです。
例えば、アスペルガー症候群や自閉スペクトラムは、社会性やコミュニケーション能力、想像力などが、著しく欠けていたり、逆に過剰なこともあります。
また、こだわりが非常に強く、感覚の過敏などの特徴も持っています。
そういった方は、一般社会生活には苦しみながらも、凡人には到底できないようなことを成し遂げることがあります。
そんな「天才」が主人公の映画です。
あらすじ
数学者アラン・チューリングは、学生時代の友人の影響で「暗号解読」の研究にのめり込んでいきます。
彼が成人し、第2次世界大戦の間近の頃、ヒトラー率いるドイツ軍がイギリスに宣戦布告し、世界の緊張感が急激に高まっていきます。
当時の戦争も、通信傍受による情報戦となっています。
そんな中、ナチスドイツの超高性能な暗号機「エニグマ」により、イギリスは苦戦を強いられます。
そこで、チューリングは「エニグマ」暗号解読の指示を受け、部下達と共に研究に没頭します。
彼の人間性から様々なトラブルはあるものの、多くの成功を収め、ついには暗号を破ることに成功します。
ところが、チューリングには隠していた大きな秘密がありました。
そのことが、彼の人生を大きく狂わせることになるのです。
主人公のチューリング役は、ベネディクト・カンバーバッチです。
海外ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」のシャーロック・ホームズ役でお馴染みです。
「SHERLOCK(シャーロック)」ではそれほど思いませんでしたが、今回、本作で観て、とても良い俳優さんだと分かりました。
またこのチューリングは、実在した人物です。
実際に天才で、そして映画と同じ運命を辿るようです。
実はこの映画は劇場公開時に気になっていたのに、観逃していました。
今回Amazonプライムビデオで見かけて、初めて視聴しました。
今更ながら、観ておけばよかった!と後悔しました。
派手なアクションや痛快などんでん返しがあるわけではありません。
でも、歴史の事実の一つとして、大きな事件の中心にいた人間が、確かにそこに存在していたのだと感じられる映画です。
チューリングの偉業は、暗号解読のために電子計算機の基礎的な部分を作り上げたことにあり、それは後に「コンピュータ」への発展につながるのです。
つまり、チューリングは我々ブロガーを生み出した偉人の一人でもあるのです。
劇中に語られる台詞が、本作のテーマでもあると思います。
「誰も予想しなかった人物が、誰も想像しなかった偉業を成し遂げる事だってある。」
おすすめ度(最高7つ星)
★★★★★★☆ 星6つ
未視聴の方は、是非観てほしい作品でした。
主人公は、今ならあり得ない罪に問われます。
そういった点も、現代の映画と言えるかも。
今回は、この辺で。
それでは、またお越しください!
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