あとかの雑日記。

日々の出来事や思いついたことを、手頃な長さの文章で書いていきます。

中辛レビュー/映画「愛を読むひと」

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こんにちは、あとかです♪

Amazonプライムビデオで映画を観ました。

今回も、辛口までは行きませんが、「中辛」くらいの匙加減でレビューをしたいと思います。

 

そして、星7つを最高点として、おすすめ度を紹介してみます。

さて、今回の映画はどうだったのでしょうか?

「愛を読むひと」

ずっと昔に、劇場で見た映画です。

Amazonプライムビデオで配信されていたので再視聴しました。

 

第2次世界大戦後のドイツが舞台。

主人公の少年はある女性と出会い、そして愛し合うようになります。

やがて、少年はその女性の頼まれ、様々な本を朗読するようになります。

けれども、突然その女性は突然姿を消してしまいます。

途方に暮れる少年。

何年も経ってから、彼らは意外な場所で再会を果たします。

法廷に立たされた彼女は、ナチスのアウシュヴィッツ強制収容所の女性看守の一人として罪に問われていました。

彼女はあることから、他の看守達から多くの罪をなすりつけられていました。

その原因に、元少年は気づいていました。

けれども、それを恥じている彼女のことを想い、彼は法廷で証言することができませんでした。

結局、彼女は多くの罪に問われることになるのです。

 

劇場でも涙がうっすら滲んだ作品でした。

女性が刑務所に入ってから、彼女自身が多くのことを学び、そしてそのことが悲劇を生みます。

悲劇というのは、正確ではないかもしれません。

彼女本人の強い意思で、行った結果だったからです。

 

長い年月を経て、改めて観てみると、元少年のダメさ加減を強く感じます。

彼がもっと上手く立ち回ってあげれば、彼女も、彼自身ももっとスムーズが人生が遅れたはずです。

もちろん、それではドラマにはならないのですが。。。

 

戦争の無情さ、やるせなさは本作のメインテーマではあると思います。

裏テーマとしては、「女性の強さと、男性の情けなさ」なのかもしれません。

 

 

 

おすすめ度(最高7つ星)

★★★★★★☆ 星6つ 

 

楽しく、ウキウキする映画ではありません。

でも、未視聴であるなら、観ておいて良い作品だと思います。

 

ただし、邦題はあまり好きではありません。

原題の「The Reader」では地味過ぎるのでしょうか。

 

今回は、この辺で。

それでは、またお越しください!

 

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