こんにちは、あとかです♪
Amazonプライムビデオで映画を観ました。
今回も、辛口までは行きませんが、「中辛」くらいの匙加減でレビューをしたいと思います。
そして、星7つを最高点として、おすすめ度を紹介してみます。
さて、今回の映画はどうだったのでしょうか?
「エアポート'75」
僕は、1970年台の映画が好きです。
映画自体にまだ勢いがあり、娯楽の王様の地位にあった頃の映画はやっぱり華やかです。
それに、72年生まれの僕自身にはほとんど記憶がない、当時の様子が見られるのも楽しさのひとつです。
本作品は、原題も邦題とほぼ同じの「Airport 1975」で、1975年の話です。
1974年に公開されました。
あらすじ
コロンビア航空409便は多くの乗客を乗せ、ワシントンD.C.のダラス国際空港を、ロスアンゼルスに向けて飛び立ちました。
順調な空路かと思いましたが、濃霧のために代替空港へ一時着陸することになりました。
ところが、突然、民間の軽飛行機が、409便の機首に正面から衝突してきました。
軽飛行機のパイロットが心臓発作で、コントロール不能に陥っていたのです。
機首が大破した409便。その操縦席から副操縦士は空に放り出され、機関士は亡くなった上、機長までも大怪我を負いました。
つまり、120人もの乗客を乗せた旅客機を、操縦できる人間が一人もいなくなってしまったのです。
主任CAのナンシーと、その恋人で、元パイロット教官だったマードック、そして空港管制官らと共に、無事に着陸する道を懸命に模索します。
果たして彼らの運命は?
この当時流行った「パニックもの」映画の走りだと思います。
前半30分は様々な乗客を紹介するシーンが続き、ちょっとだけ退屈です。
こういったパニックものは、オールスターキャストが付き物なので、しっかりと一人ずつ印象的に登場します。
30分を過ぎたあたりから色々起こってきます。
ただ、前半でたっぷりご紹介したキャストの面々は、実際にはそれほど活躍しません。
ほとんどナンシーが何とかしていきます。
大きな穴の空いた操縦席で、まともに操縦や無線更新ができているのは不思議ですが、そういったことを言うのは野暮ってもんでしょう。
色々惜しい作品な気がします。
多分、それほど緊迫感がないからだと思います。
墜落しそうな状態ではありますが、何とか飛んでいますし、新たな犠牲者はほぼ出ません。
ナンシーばかりが大忙しで、乗客達は特に騒ぐことなく、座っています。
続編の「エアポート’77」と言う作品がありますが、今作の反省からか、そちらはかなり緊迫感があります。
おすすめ度(最高7つ星)
★★★★☆☆☆ 星4つ
それほど悪くはありませんが、パニックものとしてはもう少しハラハラしたかったと思いました。
この世界の「気圧」ってどうなっているんだろう?という基本的な疑問も、考えた方が負けとします。
今回は、この辺で。
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