あとかの雑日記。

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中辛レビュー/映画「ゴジラ」1作目

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こんにちは、あとかです♪

Amazonプライムビデオで映画を観ました。

今回も、辛口までは行きませんが、「中辛」くらいの匙加減でレビューをしたいと思います。

 

そして、星7つを最高点として、おすすめ度を紹介してみます。

さて、今回の映画はどうだったのでしょうか?

「ゴジラ」

「シン・」でもなければ、最新作の「ゴジラvsコング」が公開されているハリウッド版でもなければ、ジャン・レノが出ていた何だかよくわからない「GODZILLA」でもない、正真正銘「ゴジラ」の1作目を観ました。 

この「ゴジラ」は、つまりはそれら全てのオリジンです。

あらすじ

ある日、海洋上の貨物船が次々と消息を断つ事件が起こります。

その後、漁船により3名の乗組員が救助されたという連絡が入りますが、今度はその漁船まで行方がわからなくなってしまいます。

一方、その漁船を出していた大戸島では、不思議なことが起こっていました。

豊富な海産資源で成り立っていた島でしたが、突然不漁となり、さっぱり釣果が上がらなくなっていたのです。

その状況について、年老いた漁師は「ゴジラ」の仕業だと訴えます。

島の住民たちは、その話を真剣に聞くことはありませんでした。

ところがその夜、巨大な「何か」が地響きと共に島に上陸し、村を破壊しながら進み、島に大きな被害を与えました。

大戸島に古生物学者の山根博士と共に調査団が派遣され、局所的な放射能汚染と謎の巨大な足跡を発見します。

そしてついに、その巨大な生物が大戸島に「ゴジラ」が姿を表したのです。

山根博士は島で得た手がかりから、地底深くに住む古代からの巨大生物である「ゴジラ」が、人類による度重なる「水爆実験」により、眠りを妨げられ、地上に上がってきたのではないかと推測するのです。

やがてゴジラは日本本島を目指して移動を開始し、ついには東京湾に現れます。

ゴジラは、街の建物を次々と破壊しながら闊歩し、その後には高い放射能を撒き散らしていました。

その間、いくら銃火器による攻撃を仕掛けても、ゴジラには一向に歯が立ちません。

一方で、倒せる可能性のある手立てを持っている研究者も存在しました。

彼の名は芹沢博士。

彼は、彼の専門分野の研究から、とてつもない殺戮兵器となりうる薬剤を完成させていたのです。

芹沢博士は、原爆、水爆を超え得る破壊兵器を作ってしまったことに苦悩し、公表することなく自分の墓まで持っていくつもりでした。

しかし、次のゴジラの上陸に、日本は耐えることができません。

果たして、人類は、ゴジラを倒すことができるのでしょうか?

 

 

この作品は、1954年公開で、僕の両親が生まれたくらいの年です。

そして、白黒映画です。

 

僕の年代では「ウルトラマン」シリーズでお馴染みの円谷英二さんが特撮監督をされています。

特撮の技術もありますが、白黒であるからこその、怖さやリアルさが強調されている気がします。

正直言ってよく見えないシーンもあります。

でも、自分の脳内で補完して、観ているのだと思います。

そういった、巨大怪獣との戦いのパートと、人間ドラマのシーンがあります。

割合で言えば、ゴジラの出てくるシーン3に対して、人間ドラマ7くらいです。

その人間同士のドラマ部分のストーリーが、とても良かったです。

色々な比喩、暗喩が主張として込められていると思いますが、第2次世界大戦の終戦から10年も経たない内に、このような映画が作れていることがすごいと思います。

音楽も素晴らしいです。

 

おすすめ度(最高7つ星)

★★★★★★★ 星7 

 

元々、大きな怪物が暴れる映画は結構好きなので甘いかも。

(犬くらいの大きさの虫とかは嫌ですが。。。)

実際の内容の面白さはもちろんですが、映画の歴史の中で、必ず観ておくべき作品だと思います。

 

今回は、この辺で。

それでは、またお越しください!

 

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