あとかの雑日記。

日々の出来事や思いついたことを、手頃な長さの文章で書いていきます。

中辛レビュー/映画「屍人荘の殺人」

f:id:c089818:20210612124830p:plain

こんにちは、あとかです♪

Amazonプライムビデオで映画を観ました。

今回も、辛口までは行きませんが、「中辛」くらいの匙加減でレビューをしたいと思います。

 

そして、星7つを最高点として、おすすめ度を紹介してみます。

さて、今回の映画はどうだったのでしょうか?

「屍人荘の殺人」

僕はミステリーが好きです。

小説や海外ドラマ、勿論映画も好んで視聴しています。

本作品も小説が原作で、漫画化もされています。

実は小説は未読で、たまたま漫画版の方を見かけて読んでいました。

主役の神木隆之介は好きな役者さんですし、キャストも悪くないイメージでした。

とは言え、映画版の方はあまり評判が芳しくないのも耳に入っていました。

自分の目で確かめてみたいと思います。

あらすじ

大学のたった二人だけのミステリー愛好会に所属する葉村譲(神木隆之介)は、自らを「ホームズ」と名乗る明智恭介(中村倫也)と共に、学内のやや小さな事件を解決しています。

また、同じ大学に通う剣崎比留子(浜辺美波)は、警察に協力して事件解決に導いている、「本当」の学生探偵でした。

そんな比留子が、葉村と明智の2人を、大学のロックフェス研究会の合宿に誘います。

その合宿では、昨年の参加者に失踪者がいて、今年も脅迫状が届けられているというのです。

謎に首を突っ込みたがる明智の習性に引きずられる様に葉村も参加することになります。

合宿先となるペンションの名前は「紫湛荘(しじんそう)」。

合宿の初日の夜、近くのロックフェスイベント会場で異様な事件が起こります。

参加者たちが知性を持たない「屍人」となって、人々を襲い始めたのです。

襲われた人間もまた、「屍人」となって、人間を求めて彷徨いはじめます。

ペンション「紫湛荘(しじんそう)」に、逃げ込む合宿参加者たち。

やがて、「屍人」には、知性が無いためバリケードを破ることはできないとわかり、戸締りを厳重にして立て篭もることになります。

そんな中、合宿参加者の一人が謎の死を遂げるのです。

しかもそれは連続殺人の始まりでもありました。

ペンション内では暗躍する殺人者が存在し、屋外には襲い掛かろうとする「屍人」たちに囲まれています。

果たして、彼らは事件を解決し、無事に「紫湛荘(しじんそう)」から脱出することができるのでしょうか?

 

ミステリーには「密室もの」、「孤島もの」と呼ばれるジャンルがあります。

 いわゆる「クローズドサークル」と呼ばれるものです。

大抵は雪山で吹雪のためにロッジから出られないとか、断崖絶壁にかけられた唯一の吊り橋が焼き落とされているとか、単純に無人島など、様々な理由で殺人者と一緒に閉じ込められます。

要は、この作品の、「出られない」理由が「屍人」(=ゾンビ)なのです。

 

荒唐無稽ですが、「屍人」自体もトリックに使われていて、さらには殺人の凶器にもなっているのです。

多くのミステリー作品の中で様々な「ルール」が存在しますが、これは他の作品との差別化できる、なかなか面白い設定です。

 

本気っぽい話の合間にちょっとした笑いを入れようとするのが既視感がありました。

スタッフを見ると木村ひさし監督、蒔田光治脚本でした。

この二人はドラマや映画にもなった「TRICK」のコンビで、堤幸彦組です。

確かに、それっぽいところがあります。

浜辺美波演じる剣崎比留子が、推理を発表する前の力士の土俵入りの動きや、変な飛び込みゲストなどです。

残念ながら僕はそれほど笑えませんでした。

 

また、原作小説は未読なのですが、「原作が読みたい」とは、僕は思えませんでした。

 

おすすめ度(最高7つ星)

★★★☆☆☆☆ 星3 

 

人に勧めるか?ということであれば、「すごくお暇なら」と答えます。

もしくは「浜辺美波のファンなら」という感じでしょうか。

一応解決はしますが、観終わった後も、何だかスッキリしないんですよね。😅

 

今回は、この辺で。

それでは、またお越しください!

 

気が向いた方は、読者登録をおねがいします!